傷を、優しさに変える
■今週の日曜日は、朝から北の丸公園を散策し
信頼する方からすすめられた映画『マイケル』
を観てきました。
今回はこの映画を観て、感じたこと、考えたこ
とを共有したいと思います。
■マイケル・ジャクソンの幼少期である1960
年代から、1980年代後半までを描いたこの映
画。
同世代である彼の代表的な楽曲や動画などには
触れてきましたが、彼がどのような幼少期を送
り、どのような苦労や葛藤を抱えて生きてきた
のかは、ほとんど知りませんでした。
映画を観て心に残ったのは、さまざまな苦労を
経験し、世界的な成功と大きな影響力を手にし
てからも、彼が純粋な願いを持ち続けていたこ
とです。
映画の中で描かれた彼の姿から、
「世界は、本当はもっと美しく、優しくなれる
はずだ」というの彼の強烈な信念のようなもの
を感じました。その思いに同期、チューニング
したような気持ちになり、自然と涙がこぼれて
きました。
■生きていれば、誰もが苦労や困難に出会いま
す。
身近な人との関係、世の中の理不尽さ、健康や
お金の問題など、その形はさまざまです…。
そのような経験をしても
「へこたれずに、汚れずに、生きてきた」
そんな人になれたらと思っています。
それは、苦労や困難に出会っても、
冷笑する側に行かない。
人を信用しない側に行かない。
力で人を動かす側に行かない。
そして、自分が受けた痛みを、そのまま次の人
へ渡さない。
むしろ、その痛みを、誰かを理解する力に変え
る。
人に優しくする力に変える。
そして、人を安心させ、幸せにする力へと変え
ていく。
そのような生き方です。
■実はこの映画をすすめてくださった人(経営
者)は、このような苦労や困難を人の何倍も経
験し、その痛みを周りの人の安心や幸せに転換
している素敵な人です。
筆者は、人がこの世に生まれる意味や意義は、
「人間性をどこまで高められるか」にあるので
はないかと思っています。
そよのうな観点から、経営者や幹部は、さまざ
まな責任を背負い、苦労や困難に出会うことも
多い分、人として成長する機会にも恵まれてい
るのかもしれません。
大切なのは、苦労そのものではありません。
その苦労をどう受け止め、どのような意味を
見いだし、これからの生き方にどう活かして
いくか。
そこに、人間としての成長を分けるものがある
ように思います。
■さいごに、この映画をすすめてくださった方
が、今のような素敵な生き方をされている背景
には、ご本人の努力はもちろん、長年そばで寄
り添ってこられた奥さまの存在も大きいのでは
ないかと、ひそかに感じています。
傷を、優しさに変える。
苦労を、人の幸せに変える。
そのような生き方をしていきたいと思います。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆さまにとって、最良の一日になりますように。
日々是新 春木清隆
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人のやさしさは、涙の量に比例する。
坂本光司(経営学者 1947年~ )
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