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日常

AI時代に中小企業が成長する方法

■個人的な話からで恐縮ですが、
昨夜(6/9)、15年前から家族のように一緒に
暮らしていた愛犬 千里が亡くなりました。


たくさんの喜びや学びを与えてくれ、最期も
見事な逝き方を見せてくれました。


幸せな時間をくれたことに、
心から「ありがとう」と伝えたいと思います。





■今回は昨日の日経朝刊の記事から、
考えたことを共有します。



日経14面に載ったこの記事の内容は、
手術で欠かせない血管を縫合する訓練に人工
知能(AI)を組み込む手法を開発。


筋肉が発する電気信号や視線をAIが分析し、
各医師の習熟度を測るというものです。







■指示を出すだけで、裏で勝手に複数のツール
を動かして仕事を終わらせる「AIエージェン
ト」。


筆者は中小企業でもExcelや会計ソフトなどの
身近なツールに「最初から超優秀なAIアシス
タント機能」が標準装備されるのはこの1~3
年と考えています。


そして、その次に来るのが「AIロボット」です。


ここでいうAIロボットとは、現実世界で自律
的に動き、実際の作業を行うロボットのことで
す。


筆者は2030年頃から、中小企業でも本格的な
導入が始まると見ています。


2030年と聞くと遠い未来に感じるかもしれま
せん。しかし、コロナ禍が始まったのはわずか
6年前です。思っている以上に近い未来ではな
いでしょうか。





■現在、その変化はすでに始まっています。

レストランのタッチパネル注文、配膳ロボット
寿司ロボット、清掃ロボット、自動受付機、セ
ルフレジなどは、すでに私たちの日常に溶け込
んでいます。


今回の記事は、さらに進化し、レストランで調
理をする、介護現場で介助をする、建設現場で
働くロボットがより現実的になったことを示唆
しています。


今からその変化への対応をしている会社と、
そうでない会社の間には圧倒的な差となって
業績にあらわれてきます。


特に飲食・介護・建設・ビルメンなど労働集約
型の業種ほど影響は大きくなります。





■では、具体的に何をすべきでしょうか。


飲食店を例に考えると、まず徹底して
自動化・外注すべきなのは「作業」です。


仕込みや単純な調理、発注予測、在庫管理、
売上分析、シフト作成、注文受付、会計などは
AIやロボットの方が速く正確にこなせる領域
です。


人がその作業に多くの時間を使うほど、利益率
は下がります。





■これらの施策で浮いた時間の一部を接客力の
強化に充てます。


具体的には人間力(EQ)の高い人財の採用と
育成。


名前で呼びかけ会話ができるお客様の人数を
増やす。


あるいは、料理をお客様の目の前で仕上げる。
料理のストーリー(こだわりや生産者の想い)
を魅力的に語るなど、お客様がお店のファンに
なるための仕組みをつくるのです。





■同時に見直すのは「評価制度」です。
従来の評価項目から、「あなたに会いに来た」
という常連客(指名客)を何人つくれたか。


スタッフ個人のSNS経由で、何人の予約が
入ったか。


お客様の誕生日や好みを自発的にメモし、
次回の感動体験につなげられたか。


こうした「お客様との関係性」を見える化、
数値化します。


成果を上げた人には「インフルエンサー手当」
や「リピート歩合」のような制度を設けるのも
有効でしょう。





■AIの進化は中小企業にとっての
「最大の勝機」です。


なぜなら、大企業はマニュアル化と効率化が
得意です。


しかし、「人柄」や「温かさ」に支えられた
サービスを提供することは決して得意ではあ
りません。


だからこそ、中小企業はAIで作業を極限まで
効率化し、その結果生まれた時間と利益を社員
の給与アップと、お客様との対話時間の充実に
投資すべきです。


技術の進化を単なるコスト削減や人員削減のた
めに使うのではなく、


「人にしかできないおもてなし」に集中する
ための投資として活用する。


そのような経営を実践する企業こそ、これから
の時代も高い利益率を維持し、選ばれ続ける存
在になると考えています。


以上、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


今日も皆さまにとって、
最良の一日になりますように。


日々是新 春木清隆

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最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が生き残るのでもない。
変化に適応した者が生き残るのである。

チャールズ・ダーウィン
(自然科学者 1809~1882年)
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