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日常

挑戦している人へ、ここからです。

■先週の日曜日、創業以来70年以上にわたり
黒字経営を続けている会社の、四代目経営者と
の合宿を終えました。その後は3日間、しっか
りと充電。

木曜・金曜は仙台へ出張し、土曜日には30代
のご兄弟が中心となって経営する会社のキック
オフミーティングに参加しました。


今回は先週の日経記事から感じたこと、考えた
ことを共有します。





■記事は、昨年開業した沖縄県北部のテーマパ
ーク「ジャングリア沖縄」についてのものでし
た。


運営会社の親会社が、2026年6月期に約173
億円の最終赤字を計上。開業から1年間の来
場者数は、当初見込んだ150万人に対して約
100万人にとどまり、30億円のつなぎ融資も
報じられています。


大きな投資を伴う事業だけに、今後の経営が
厳しい局面にあることは間違いないでしょう。







■一方、ネット上では、この事業を構想し、
推進してきた森岡毅さんに対する厳しい言葉
も目にします。


事業の見通しや経営判断をきちんと振り返るこ
とは、もちろん大切です。ただ、苦しい状況の
中で踏ん張っている人の挑戦そのものを笑うよ
うな言葉には、どうしても胸が痛みます。


森岡さんはUSJの再生を成し遂げ、著書や講
演を通じて、たくさんの人に勇気を与えてきま
した。


筆者も著書を何冊も読み、その人柄に惹かれて
きた一人です。大きな実績があっても、そこに
とどまらず、新しい挑戦に踏み出した。その姿
勢を尊敬しています。





■規模は違いますが、筆者にも挑戦が思うよう
に進まず、周囲の人や取引先が、潮が引くよう
に離れていった経験が何度かあります。


自信をなくし、「自分の判断は間違っていたの
ではないか」と、眠れない夜に何度も自分に
問いかけました。


だからこそ、いま森岡さんに向けられる言葉を
他人事として受け取ることができないのです。





■今回のつなぎ融資30億円も状態が変わらな
ければ、半年ももたない資金繰り状況だと思い
ます。


この文をお読みの経営者の皆さまの中にも、同
じような苦しさをくぐり抜けてこられた方がい
らっしゃるのではないでしょうか。



・資金が尽きるかもしれない

・計画どおりにいかないかもしれない

・仲間が離れていくかもしれない

・そして何より、自分が間違っているかもしれない



そんな不安を抱えながらも、どこかで腹をくく
り、一歩を踏み出さなければならない。経営者
とは、そういう孤独を引き受ける人なのだと思
います。


うまくいっている人を称えるのは簡単です。
うまくいかなかった人を批判することも簡単で
す。


難しいのは、まだ先が見えない暗闇の中で、自
らすべての責任を引き受けて決断することでは
ないでしょうか。



資金をどうつなぐか。

誰に頭を下げ、何を諦めるか。

計画のどこを変えるか。


今、森岡さんはそうした一つひとつの決断と向
き合っておられるのだと思います。その重さが
ほんの少しでも分かるからこそ、応援したいの
です。


森岡さん、ここからです。
心から応援しています。


そして、いま同じように踏ん張っておられる
貴方さまのことも、心から応援しています。



以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今日も皆さまにとって、最良の一日になりますように。


日々是新 春木清隆

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もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまりなのです。

稲盛和夫 (経営者1932~2022年)
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